PCI / Cardiology

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開催学会名 開催日時 開催場所 開催形式 開催テーマ 講師名 案内
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JET2024 2024年6月14日(金)-16日(日) 福岡国際会議場 ランチョンセミナー IVUS、OFDI 座長:
藤原 昌彦 先生 (岸和田徳洲会病院)
演者:
早川 直樹 先生 (国保旭中央病院)
仲間 達也 先生 (東京ベイ・浦安市川医療センター)
JET2024
NEW CVIT2024 2024年7月25日(木)-27日(土) 札幌市民交流プラザ
グランドメルキュール札幌
カナモトホール
ニューオータニイン札幌
札幌商工会議所
ハンズオン IVUS
NEW CCT2024 2024年10月24日(木)-26日(土) 神戸国際展示場・ポートピアホテル ハンズオン IVUS

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より安全な末梢血管の観察を追求

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Case list

通常血管

病理:血管壁は3層構造として認識される。
OFDI: 中膜は、 内膜、外膜と比べて低輝度になる。
IVUS: 低エコー領域の中膜と内側の等エコー領域の内膜と外側の等エコー領域として外膜が描出されている。

通常血管

病理:Intimaの肥厚を認めず。また中膜の菲薄化も認めない。
OFDI:明瞭な低輝度領域として中膜が描出されている。また内膜肥厚を認めない。
IVUS: 内膜は等エコー、中膜は低エコー、外膜も等エコー領域として描出される。

通常血管

病理:IELとEELに挟まれた中膜、肥厚していない内膜、またEEL 外側に外膜を認める。
OFDI:内膜の肥厚を認めず。中膜は低輝度領域として認める。
IVUS:内膜は低エコー領域として描出され、内膜と外膜の間に位置する。

適応的内膜肥厚

病理:intimaの軽度の肥厚を認める。Adaptive intimal thickeningは動脈硬化のプロセスというよりも血流への生理的反応と考えられている。
OFDI: 均一な等輝度として内膜が描出される。
IVUS:中膜の内側に軽度に肥厚した等エコー領域を認める。

適応的内膜肥厚

病理:Intimaの軽度の肥厚を認める。
OFDI:均一な等輝度として内膜肥厚が描出される。
IVUS :等エコー領域として内膜肥厚を認める。

適応的内膜肥厚

病理:intimaの軽度の肥厚を認める。IELは均一な一本の線ではなく、複数本確認できる。
OFDI:中膜を低輝度の帯状の組織として描出し、等輝度領域としてintimaを描出している。
IVUS:全周性に軽度肥厚し内膜を認める。

病理学的内膜肥厚

病理:中膜直下にlipid pool とプロテオグライカンを中心とした細胞外基質を認める。また、その内部には散在性のpunctate calcificationを認める。
OFDI:内腔直下より信号強度の強い減衰を認める。
IVUS:8時から11時には表面が線維性プラークを反映した等エコー領域であるが、その深層は脂質成分によりエコー信号の減衰を認める。

病理学的内膜肥厚

病理:4時から6時の中膜直下に脂質成分の貯留を認める。
OFDI:表面の線維性プラークの直下から信号の減衰を認める。
IVUS : 4時から6時はエコーシグナルの減衰を認めない。

線維アテローム

病理:脂質成分のさらに進展した状態をfibroatheroma と呼ぶ。コレステロールクレフトとマクロファージなどのapoptosisによるデブリスを伴う。これらを総称し ネクローティックコアと呼ぶ。4時から8時方向に出血を伴うネクローティックコアを認める。
OFDI:ネクローティックコアの存在に伴う信号の減衰を認める。
IVUS:5時方向に小さな石灰化を認めるが、4時から8時方向はエコー信号の減衰認める。

線維アテローム

病理:厚い線維性皮膜の直下にネクローティックコアを認める。周辺に存在するfoamy macrophageとコレステロールクレフトを確認できる。
OFDI:ネクローティックコアの部位と一致して信号の減衰を認める。
IVUS:2時方向にある小さな石灰化の右側にある脂質に対しては、エコー信号の強い減衰は認めず後方も描出されている。

線維アテローム

病理:線維性皮膜の直下にコレステロールクレフトと無細胞性デブリスを認める。
OFDI:9 時から3時方向は内腔直下より始まる信号の減衰を認める。
IVUS:9 時方向と3時方向一部には強い低エコー領域は認めない。

線維組織

病理:線維性組織(ビグリカン、I型コラーゲン、デコリンで主に構成)を認める。
OFDI :厚い等輝度な信号領域を認める。
IVUS:全周性に肥厚した等エコー領域を認める。

線維組織

病理:脂質を含まない線維性組織を認める。
OFDI:厚い等輝度な信号領域を認める。
IVUS:等エコー領域が中膜内側に肥厚して全周性にみとめる。

プラーク破裂

病理:線維性皮膜の波状を伴い、内部の出血性ネクローティックコアが露出している。OFDI:表層の皮膜の波状と内部のcavity様の空洞の領域を認め、内部また周辺は脂質成分を主体としている。
IVUS:11時方向に血管壁表層の波状を認める。

内膜石灰化

病理:石灰化組織を中心としたプラークを認める。石灰化の上縁には骨化組織も認める。石灰化内部の脂質成分は少ない。
OFDI:表面の線維性プラークとの境界が明瞭な石灰化信号を認める。石灰化内部の脂質成分が少ないため、後面の石灰化境界も描出されている。
IVUS:9時から3時方向に石灰化を示す高エコー領域を表在性に認める。

内膜石灰化

病理:約270度の表在性の石灰化を認める。また一部深部では石灰化成分が結節状となった形状のnodular calcificationを認める。
OFDI:10時方向に表面凸な境界明瞭な石灰化信号を認める。また270度近い石灰化を表在性に認める。
IVUS:約270度の表在性石灰化を認め、10時方向は凸型である。

内膜石灰化

病理:10時から3時方向に表在性の厚い石灰化を認める。内部には一部脂質成分の混在も認める。
OFDI:後面の境界が不鮮明な石灰化信号を認める。石灰化内部では、密度の違いを反映した輝度が上昇してる領域も認める。
IVUS:10時から3時方向に石灰化を示す高エコー領域を認める。

中膜石灰化

病理:中膜に存在する石灰化成分をmedial calcificationと呼ぶ。中膜内部に限局した石灰化を認める。
OFDI:境界明瞭な内部低輝度な信号を中膜内に認める。境界は明瞭で内部は比較的均一な低輝度である。
IVUS:中膜内部に高エコー領域を認める。

中膜石灰化

病理:Intimaの肥厚は認めないが、中膜内に限局した石灰化を認める。石灰化前面はIELを超えておらず、IELに沿った形で進展している。
OFDI:中膜内に限局した石灰化信号を認める。
IVUS:中膜の内側辺縁に高エコー領域を弧状に認める。一部後方は観察可能である。石灰化のblooming artifactにより、一見するとintima内の中膜直下に存在しているように見える。

中膜石灰化

病理:IELまで接した中膜内に限局した石灰化を認める。
OFDI:中膜内に前後面共に境界明瞭な約90度の弧状の薄い石灰化を認める。
IVUS:中膜の内側辺縁に高エコー領域を認め、その後方はエコー信号の強い減衰を認める。

中膜石灰化

病理:約270度の弧状の石灰化を中膜内に認める。4時方向は一部nodular calcification状を認める。
OFDI:約270度の弧状の石灰化を中膜領域内に認める。
IVUS:中膜の低エコー領域に接した高エコー領域を認め、後方は観察可能である。IVUS下での中膜石灰化は後方観察可能な場合もあれば、attenuationにより観察不可能な場合もある。それは石灰化の密度に起因する違いである。

融合石灰化

病理:intima内とmedia 内に石灰化を認め、両者はIELを超えて繋がっており一つの石灰化として存在している。
OFDI:intima内に石灰化を認め、周辺のEELの位置から推測すると中膜内にも浸潤した石灰化信号を認める。
IVUS:プラーク内から始まる高エコー領域を認め、中膜中間部まで高エコー領域を認める。後方は視認可能である。

融合石灰化

病理:5時と10時方向に石灰化を認める。5時側の石灰化はIEL をまたいだ状態でmediaとintima内に石灰化を認める。石灰化内部に明瞭にIELを認める。
OFDI :intimaとmedia内と思われるエリアにも一塊の石灰化を認める。
IVUS:8-10 時と4-7時方向に高エコー領域をプラーク内から認める。10時から3時方向にも減衰を伴わない薄い高エコー領域を弧状に認めるが、これはIEL そのものの石灰化を反映したものである。

結節性石灰化

病理:線維性組織の中に石灰化を認める。結節状の石灰化でファイブリンを伴いnodular calcificationである。
OFDI :内腔に向かって凸な形状をした石灰化信号を認める。
IVUS:9時方向に高エコー領域を認める。

結節性石灰化

病理:中膜直下に石灰化結節を認める。
OFDI:比較的境界が明瞭な石灰化信号を認める。
IVUS:8時方向に高エコー領域を認める。

結節性石灰化

病理:massiveなnodular calcificationを認める。内部にはファイブリンを認める。
OFDI:表面に突出した石灰化を認め、左縁には突出した構造物でしばしば見られるtangential signal dropout artifact (対象物をOFDI信号の角度の関係から対象物の後方が視認できなくなる現象)を認める。
IVUS:表面凸の高エコー領域を認める。

石灰化結節

病理:calcified noduleは石灰化結節とそれにより破られた線維性皮膜からなる。
OFDI :表面がirregular で表層の高輝度とその後方信号の強い減衰を認める。12時方向ではtangential signal dropout artifact を認める。近傍には表在性の石灰化も認める。
IVUS:0時から3時方向に表面不整な高エコー領域を認める。

石灰化結節

病理:破れた線維性皮膜とその内部の石灰化結節と血栓を認める。
OFDI:irregularな表面と後方の信号減衰を認め、またその信号と接した表在性の石灰化を0時から3時方向に認める。
IVUS:表面不整の高エコー領域を9時から11時方向に認める。

石灰化結節

病理:破れた線維性皮膜の内部から石灰化結節を認める。
OFDI:表面はirregularで後方への信号は徐々に減衰している。6時方向に表在性の石灰化を認める。
IVUS:3時から4時方向に表層の高エコー領域を認める。

骨形成

病理:骨梁と骨髄を認め、intima内での骨形成を呈している。
OFDI:線状もしくは網目状の等輝度領域とそれに囲まれた低輝度領域の混在を認める(Honey comb sign:骨髄の存在を反映)。
IVUS:7時から9時の表層の高エコー領域を認めるである。

骨形成

病理:0時から4時方向にかけて、石灰化と骨形成を認める。
OFDI:表層の石灰化の深部に一部低輝度と等輝度の混在した領域を認める。
IVUS:表層の高エコー領域を認める。

骨形成

病理:石灰化の内部に骨形成を10時と3時方向に認める。
OFDI:石灰化信号と思われる領域と近接して10時と3時方向に骨髄の存在を反映してhoney comb signを認める。
IVUS:後方のエコーシグナルの強い減衰を伴う表層の高エコー領域を認める。

泡沫状マクロファージ

病理:9-10時方向の血管表層にフォーミーマクロファージの集積を認める。
OFDI:血管表層にattenuationを伴う表層の高輝度領域を認める。
IVUS:IVUSではマクロファージを検出できていない。

泡沫状マクロファージ

病理:マクロファージを7-8時方向の血管表層に認める。
OFDI:血管表層に高輝度領域を認め、信号の減衰を伴う。
IVUS:IVUSではマクロファージを検出できていない。

泡沫状マクロファージ

病理:9時から12時方向に表在性のフォーミーマクロファージを認める。
OFDI:表面の強い減衰を伴う高輝度信号を認める。
IVUS:IVUSではマクロファージを検出できていない。

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同じ病変をIVUS・OFDI・病理画像と比較することで、日々の臨床の参考としてお役立てください。(16.5M)

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手技・学術情報

タイトル サマリ Pubmed リンク
Clinical expert consensus document on standards for lower extremity artery disease of imaging modality from the Japan Endovascular Treatment Conference JETの藤原先生が中心になって纏めた日本版下肢EVTのImagingコンセンサスドキュメント https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/35852760/

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